2015年

6月

08日

「トゥリアサウルス」復元骨格 先行公開

2015年6月8日、東京丸の内の丸ビル1Fマルキューブで、ヨーロッパ最大の恐竜トゥリアサウルスの復元骨格(半身) 先行公開が開催されました。

1日限りの先行公開です。この骨格は、

メガ恐竜展2015-巨大化の謎にせまるー

7月18日(土)~8月30日(日)

幕張メッセ 国際展示場11ホール

で展示されます。公式サイトはこちらです

 

その前に、トゥリアサウルスってどんな恐竜か簡単に説明しましょう。以下の文章はパンテオンで独自に書いたものです。

スペインのテルエルで発見された竜脚類で分類上はEusauropoda(真竜脚類)、Turiasauria(トゥリアサウリア類)になります。比較的原始的な竜脚類といえます。年代は、1億5千万年前から1億4千万年前頃、ジュラ紀後期から白亜紀前期になります。ヨーロッパ最大の竜脚類として知られ、公式サイトによれば、全長約30mと推定されています。白亜紀のより進化した竜脚類以前にこのような巨大な竜脚類が存在したことから、竜脚類の巨大化は複数の分類群で独立して数回おこったと考えられています。このような説明でよかったか、会場の展示説明で確かめてみましょう。

 本展総合監修者の、ボン大学 マーチン・サンダー教授(通訳:林 昭次 大阪市立自然史博物館 学芸員)が挨拶されました。以下は林さんの通訳をベースにパンテオンでまとめた要旨です。


「こちらにお越しいただきたいへんありがとうございます。古生物学者や生物学者にとって体の大きさは非常に重要です。生物の体の中で人間は中間的なサイズですが、小さいものはバクテリアやネズミなどが知られています。大きいものは、例えば現生のシロナガスクジラや恐竜が知られています。

 もちろん私たちは恐竜に興味を持っています。恐竜は生命史上最大の陸生生物で、この後ろの恐竜は体重約40t、体長は40m、ほぼクジラと同サイズです。さきほどお話したように、いろいろな恐竜がいますが、この竜脚類とよばれる恐竜が、ずばぬけて生命史上最大で、今回の恐竜展はこの竜脚類に焦点をあてています。

 竜脚類は長い頸が特徴で、クレーンのように動かずに周りの植物を食べることができました。例えるなら体がゾウで鼻がヘビ、合体させた伝説のドラゴンのようですが、実際この地球上に存在した生物です。この超巨大恐竜が、我々生物学者としてはなぜ陸上でこんなに巨大化できたかを調べることに興味を持っています。この事を超巨大化、ジャイガンティズムといいます。この竜脚類は、今生きている最大の陸生動物、アフリカゾウの10倍くらいの大きさがあります。

 本展では、なぜ哺乳類、ゾウとかはこんなに巨大化できなくて、竜脚類だけは超巨大化できたのかという問題に迫ります。展示では時代ごとに、動物はどう巨大化していくか、または小型化していくか、見ていきます。 ぜひ、展示会場に来て、なぜ竜脚類がこんなに巨大になったのかその秘密を知りに来てください。」

 

復元骨格の最後のパーツ、橈骨と尺骨が取り付けられました。これで完成です!

 

メガ恐竜展2015サポーター ねば~る君が応援にかけつけました。ねば~る君は、納豆を世界中のみんなに好きになってもらうためにこの世に生まれた納豆の妖精です。写真をよく見てください。え、メガ~る君?そのくらい入れ込んでいるんですよ。頭にも注目!

その他の写真は、こちらをご覧ください。

リンク

恐竜パンテオン本サイト

 

グラファイトダイナソー

 山本聖士さんのサイト

 

「恐竜漫画描いてます」

 所 十三さんのブログ

 

半紙半生

 森本はつえさんのサイト