集中調査日程の3日目になりました。今日は曇ったり降ったりで、時に激しく降ることも。その中で調査は進んでいます。また、世界に白峰の化石情報を発信したライン博士を顕彰するライン祭も行われました。
今朝も変わらず、作業を始めます。前夜たまった雨をテントの屋根から流し、テントを立て、朝礼をしてから開始です。松本涼子先生と大倉さんは、ライン祭に列席のため、午前中はこちらにいません。松本さんはさらに中学生相手の講演が控えています。中学生は、講演後、こちらで発掘体験をする予定です。
違いと言えば、今日はスミ石を叩く人が増えたことでしょう。今回並んだカメ石はまだほとんど風化していないので、非常に硬いのです。
昼ごろから、雨がぱらつくようになってきました。空も暗くなり、化石を見分けるには条件が悪くなります。それでも合間を縫って、大きいカメ石を割る作業なども行われました。
午後2時過ぎから、雨が強く降りだし、3時には一時豪雨になりました。暗くなり、石は濡れ、作業場所には水が流れ込み…一時休止です。
作業の合間の楽しみは、おやつ。参加者はそれぞれ地元のお菓子などをお土産に持ってきます。今日は、大倉さんご提供の栃餅と栃シュークリームが!!これはおいしかった!豪雨で作業ができない間、みな舌鼓をうちました。
今日の結果、やはりスミ石から魚のウロコを中心に出ています。カメ石だったと思いますが、カメの背肋も出たそうです。学生さんの人数が増えると、活気も増しますね。