2024年
3月
16日
土
国立科学博物館で2024年3月16日(土)から6月16日(日)に開催される特別展「大哺乳類展3―わけてつなげて大行進」を開催しています。3月15日に開催された内覧会から、内容を紹介します。
この特別展では、「分類(=わける)」と「系統(=つなぐ)」をテーマにし、見た目や内部の特徴、DNAなどをもとにグループ分けし、それらの関係性をつなぎあわせることで浮かび上がってくる哺乳類の不思議に迫るものになっています。
会場の展示構成は、「第1章 哺乳類とは」 から、「第4章 哺乳類の分け方―過去から未来へ」 まで順序だてたものになっています。また、監修者は川田伸一郎先生と田島木綿子先生。専門はモグラと鯨類。それらの展示がどう扱われているかも興味をそそられます。
2024年
3月
05日
火
解説
この論文は、白亜紀に繁栄した鳥類の一群であるエナンティオルニス類の食性とその進化について、新たなデータと分析を加えて総合的に検討したものです。エナンティオルニス類は、現生の鳥類とは異なる系統に属した絶滅鳥類で、その多くが歯を持ち、また前肢の爪などの特徴的な形質を持っていました。しかし、その生態はほとんど分かっておらず、どのような食物を摂っていたのかも推測の域を出ませんでした。
2024年
3月
01日
金
― 頂上決戦! ティラノVSギガノト 渋谷初上陸!―
世界を驚嘆させた体験型「恐竜」ライブエンターテインメント
「DINO SAFARI 2024」 ゴールデンウィークに開催決定!
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日程:2024年4月26日(金)~5月6日(月・振休)※全34公演
場所:渋谷ヒカリエ9階ヒカリエホール
2024年
2月
24日
土
解説
この論文は、中国の中生代三畳紀中期に生息していた海生爬虫類の一種であるディノケファロサウルスについて、新たに発見された化石標本をもとに詳細な解剖学的記載と系統分析を行ったものです。ディノケファロサウルスは、主竜形類という大きな分類群に属する爬虫類で、その中でも非主竜型類主竜形類(以下、非主竜型類とする)と呼ばれるグループに含まれます。非主竜型類は、三畳紀に多様な形態や生態を持つ動物群として繁栄しましたが、その中でもディノケファロサウルスは特に驚くべき特徴を持っていました。その特徴とは、以下のようなものです。