2013年

9月

22日

歩行するアリゲーターにおける肩帯と前肢の3次元骨格運動学

 XROMM (X-ray Reconstruction Of Moving Morphology( 運動形態のX線復元))という手法を使って、アリゲーター(ミシシッピワニ)の前肢骨格の運動とメカニクスを研究しています。

アブストラクトほにゃ訳

ワニ類は、主竜類の運動の進化を調べるために主要な系統的位置を占める。十分研究された後肢に比べ、前肢骨格の運動と力学については僅かしか知られていない。本研究では、トレッドミル上を歩くアリゲーター (Alligator mississippiensis)の肩帯と前肢骨格の詳細な3次元運動を測定するために、手動のマーカーレス XROMM (X-ray Reconstruction Of Moving Morphology) を採用した。間鎖骨、肩甲烏口骨、上腕骨、橈骨および尺骨のデジタルモデルが、3次元レーザースキャナーを使用して作成された。モデルは、関節運動を再構築し測定するために、透視および標準光映像の同時記録フレームにつなぎ、整列された。関節座標系は、烏口骨・胸骨、肩甲骨・上腕骨および腕関節に設定された。私たちの分析から、肢関節は前後方向の肢可動域のおよそ半分を占めるに過ぎないことが明らかになった;残りの可動域は肩帯の運動と脊柱を外側に曲げることから生じる。脊柱と比較して、各肩甲烏口骨のかなりの動きが、烏口骨・胸骨の可動性と一致している。肩甲・上腕関節の半トルコ鞍状(前後面が窪んだ)デザインは、さらに追加の解釈あるいは前後平面の滑動を可能にするが、この動きは骨の遠位の可動域への影響を持っていない。

Baier, D. B. and Gatesy, S. M. (2013)

Three-dimensional skeletal kinematics of the shoulder girdle and forelimb in walking Alligator. Journal of Anatomy. doi: 10.1111/joa.12102

アブストラクト

joa12102-sup-0001-videoS1.wmv(アリゲーターの動きの動画)

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